HASH365とは、世界中に30万人以上の登録者がいるインスタグラム自動運用ツールです。(ただし、これは無料プランの登録者数であり、実際の利用者数とは異なります。)このツールは、インスタグラムのフォロワーを効率的に増やしたい人に人気があります。24時間365日、自動でいいねやフォローをするBotが働いて、それに気づいたユーザーからフォローバックを狙うことができます。詳しくは、以下の記事で解説しています。
HASH365の特徴
HASH365はInstagramに特化した自動いいね・フォローを主な機能としてサービスを提供しています。
会社 | 株式会社Tech Factory 代表取締役 粟島 正俊 |
公式サイト | https://hash365.net/ |
株式会社Tech Factoryの代表である粟島 正俊は「エンジニアチャンネル」というYoutubeチャンネルでプログラミングやエンジニアに関する情報を発信しています。
ブラウザで利用できる
HASH365はブラウザからInstagramアカウントを登録して使用するサービスです。ブラウザだけで利用できるためPC・スマホのどちらでも利用が可能です。
しかし便利さと引換に利用制限や凍結を受けるリスクは高くなります。ブラウザで自動ツールをする場合には下記の問題があります。
HASH365は2段階認証設定をしているアカウントは利用できないので、利用する場合は2段階認証を外して利用する必要があります。2段階認証を行っていないアカウントの信用スコアは低下するため、利用制限を受けやすくなります。
HASH365を使用している大量のInstagramアカウントと同じIPドレスでアクションされる可能性があります。その場合は利用制限や凍結を受ける可能性がかなり高くなります。
基本的な機能で料金も安め
他の自動化ツールと同様の基本的な機能は備えています。しかしこれといった特徴がありませんがウェブで使用できるサービスとしては最安値のため、最低限の機能があればいいという方には向いているツールです。
- 自動いいね
- 自動フォロー・フォロー解除
- アクションログ
- レポート
自動いいねについては「50程度」「100程度」「100以上」とありますが、100以上を選択しても500や1000いいねできるわけではなく、100ちょっとというくらいしか自動言い値できないようです。
自動フォローと解除についても1日にどの程度フォローできるかの表記がなく完全に運営元に委ねられます。設定をしなくていいのでその点は楽ですが、細かな設定ができないとロックや凍結された場合の対応に困ってしまう気がします。
HASH365の実績
公式サイトには、「300,000人以上が利用」「#ヘアメイク No.1」「#グルメ No.1」「#ファッションNo.1」という実績が記載されていますが、こういった業界〇〇位とサイトに表記される場合は、調査元やデータの開示が必ずサイト上に表記されているのですが、HASH365 には存在しませんでした。
調査元が表記されていない場合は、虚偽の可能性もあるため「不当表示として景品表示法上問題となる」可能性があります。
このように、HASH365の公式サイトに掲載されている支援実績や情報に対しては、ご自身でのご判断ください。
HASH365の評判や口コミについて
HASH365にある口コミについて調べてみました。
口コミについて調査してみましたが、2017年からサービスを提供していることもあり口コミは多く存在しましたので多くの利用者がいたことは事実かもしれませんが、最近の口コミについてはあまり見られませんでしたので、利用者は減っている可能性が高いです。
多くの口コミが「動かない」「凍結された」などの声が上がっており、代表者の粟島氏のアカウントに直接問い合わせるも返信がないといった状況みたいです。
利用規約に虚偽の記載あり
利用規約に虚偽の記載がありましたのでこれは報告させて頂きます。
利用規約の第8条の2項に、「当サービスはインスタグラムのAPIから情報を取得しており、その際にインスタグラムのユーザ、パスワードを利用します。」とあります。
Instagramはこのような第3社サービスにAPIの利用を絶対許可しません。またAPIを使用するとしてもユーザーとパスワードは必要ありません。これはかなり悪質ですので正直このような嘘を記載する会社に、大切なInstagramのパスワードを渡すことはお勧めいたしません。
総評
HASH365について色々調べて記事にさせて頂きました。私の結論では「おすすめしない」になります。
機能としてはウェブで簡単に利用できるというのはメリットですが、利用規約に嘘が記載されている会社は信用できないので、Instagramのパスワードを預けることできません。ホームページ上の実績が凄いような表記もありますが、調査元も公開されておらず逆に信頼性を落としてしまいました。
ご利用される方はその点も踏まえてご利用ください。
ブラウザの場合Instagramのパスワードをサービス提供元に必ず渡さなければなりません。信用できるサービス元であれば、パスワードを提供しても問題ないですが、もし悪用された場合大切に育てたアカウントが乗っ取られる可能性があります。
また運用元のデータベースにデータが記録されているため、第三者や社内の人間が持ち出すリスクもあります。